中高授業研究部会

 
活動内容:

中学と高校の英語授業の改善を目指して、理論と実践の両面から研究を進めています。授業改善に役立つ研究論文の輪読と討論、実践報告、ワークショップ、授業や教材研究や自己研修に役立つソフトウエアの紹介、ビデオによる授業研究、講演などを中心に、年8回、第2土曜日の午後に例会を開催しています。支部会員の例会参加費は無料です。中学高校の英語教育に関心をお持ちの会員の方なら、勤務校の校種に関係なく、ホームページからいつでもメンバー登録が可能です。春と夏には、会員外の中学や高校の先生方も参加できるセミナーを開催しています。
 
中高授業研究部会
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2023/08/31

中高授業研究部会 10月例会のお知らせ

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外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 10月例会 & 京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第11回例会

日時:10月8日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催

内容:
「探究の基礎基本:認識論的問いと存在論的問い」西本有逸(京都教育大学)
「教師の発問で生徒が学ぶ:わかる授業・わからない授業」鷲見俊幸(岐阜県立加納高校)

参加費:無料

要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる

問合せ先:京都教育大学 
西本有逸(yuitsu@kyokyo-u.ac.jp)

15:41
2023/05/29

外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 7月例会のお知らせ

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外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 7月例会 &
京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第10回例会

日時:7月9日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催

内容:
「音声指導:先生の「声」は生徒にとどいているか?」西本有逸(京都教育大学)
「中高教科書の指導の中に音声指導をどのように定位させるか:ICTを有効活用して」安木真一(京都外国語大学)

参加費:無料

要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる

問合せ先:京都教育大学 
西本有逸(yuitsu@kyokyo-u.ac.jp)

09:00
2023/01/05

外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 1月例会のお知らせ

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外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会 1月例会/京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第9回例会

日時:1月22日(日)15:00〜16:30 *Zoomによるオンライン開催

内容:
「教職大学院:よい理論ほど実際に役に立つものはない(レヴィン, K.)」西本有逸(京都教育大)
「教職大学院での学び」田代千紫季・林寛人(京都教育大学大学院連合教職実践研究科)

参加費:無料(要予約)

申込み締切:1月21日

申込み・問合せ:京都教育大学・西本有逸

12:04
2022/12/03

中高授業研究部会 12月例会のお知らせ

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外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会12月例会/京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造 第8回例会

日時:12月11日(日)15:00〜16:30 *Zoomによるオンライン開催

内容:
表象主義をのりこえる読みの指導:時空について
西本有逸(京都教育大学)

いったいどれくらいの数のリーディング教材が生徒の心に残っているのでしょうか。表象主義一辺倒では限界があります。英語科教育は学校教育における情操教育の一端を担うことができ、その主力は読みの指導にあります。物語の時空について考えます。


「検定教科書・Graded Readers」と「絵本」の読書の両輪で進める英語の授業の意義と方法
水野邦太郎(神戸女子大学)

発表者は,1999年に Graded Readers (GRs) や絵本の読書の授業を「Interactive Reading Community (IRC) プロジェクト」と名付け,大学で実践し始めた。この約20年間を振り返り,Graded Readers (GRs) が小・中・高・大で「市民権」を得て授業で利用されるまでに,理論的かつ実践的にどのような問題や課題があったかを以下の観点から振り返り整理したい。

理論的な観点
・文科省の「コミュニケーション能力観」― 言語使用の観点からみた「4技能」再考
・コミュニケーション能力とは何か ― Competence vs Capacity (Widdowson, 1983)
・「コミュニケーション能力」の育成と新学習指導要領の「三つの資質・能力」の育成からみたGRs の読書の文化的・教育的価値
・GRs の生みの親 ― Harold Palmer and Michael West,
・Authenticityとは何か ― Graded vs Ungraded
・「教科」としての英語教育における GRs の読書のあり方 ―「多読」からの脱却,「学びの三位一体論と学びの共同体創り」(佐藤 学)と「学びのドーナッツ論」(佐伯 胖)に基づいた授業デザイン

実践的な観点
・GRs の読書の「基礎・基本」となる「中学校3年間の検定教科書」の「定着」
・検定教科書に掲載されている読み物の活用方法 ―英語音読劇 とリタラチャー・サークル
・中学検定教科書から GRs の読書への「足場かけ」となる読み物の重要性
・「教室」での読書コミュニティ創りの方法と意義
・ICTを活用したインタラクティブな読書コミュニティ創りの方法と意義
・「学びのドーナッツ論」の「第二接面」における「絵本」の文化的・教育的価値

本発表が,これまで GRs や絵本を使って授業をされてきた先生方にとって,また,これからチャレンジしてみたい先生方にとって,参考になれば大変嬉しく存じます。


参加費:無料(要予約)

申込み締切:12月10日

申込み・問合せ:京都教育大学・西本有逸


13:10
2022/09/24

中高授業研究部会 10月例会のお知らせ

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外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会10月例会 & 京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造第7回例会

日時:10月9日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催


内容:

「生徒の自律(性)を学習のデザインから考える」西本有逸(京都教育大学)


次のことについて述べます。1)theory vs. practiceからpraxisへ 2)PDCAからAARへ 3)DesignとReflectionがPraxisの原動力 4)生徒が学習をデザインする 5)自覚や自律は科学的概念の門をくぐる。(ヴィゴツキー) 6)一緒にやってみましょう。(スピノザ)


「生徒の自律性の育成を目指した授業改善:振り返りシートの記述に焦点を当てて」浦川真緒(滋賀県立長浜北高等学校)


OECD education 2030で示された「ラーニング・コンパス(学びの羅針盤)」では、学習者がコンピテンシーを伸ばすために、見通し・行動・振り返り(AAR)サイクルが触媒となる、と述べられています。また、学習の目的や過程に当事者意識を持たせることや学習について振り返ることは学習者の自律性を高めるということも先行研究で報告されています。勤務校では、生徒に自分の学びをデザインすることができる、自律した学習者になってほしいと考え、授業内での目標設定および記述での振り返りを重点的に行っています。今回の発表では、生徒のアンケートや振り返りシートの記述を分析しながら、目標設定・振り返りを通しての生徒の変化をご報告させていただきます。学習の振り返りに焦点を当てながら、ご参会の皆様とともに生徒の自律性を伸長するために教員ができる手立ては何なのかを考えたいと存じます。ご指導よろしくお願いいたします。


参加費:無料

要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる

問合せ先:西本有逸(yuitsuアットマークkyokyo-u.ac.jp
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