基礎理論研究部会


活動内容:

 本研究部会(LET-FMT-SIG)は、その名の通り、すぐれた教育実践を支える基礎となる理論的研究を行うことを目的としています。1994年12月に本格的に活動を開始して以来、外国語教育に関わる心理言語学や認知科学などの諸領域を踏まえながら、テクニーク、メソッド、アプローチという外国語教育に関わる3分野のうち(Anthony, 1963)、最も基礎的なアプローチの部分を中心に理論的かつ実践的な探求を続けています。
 共同研究プロジェクトでは、「第二言語メンタルレキシコン」「英単語親密度」「絵描写課題を使ったスピーキングの繰り返し効果」「フォーミュラ(定型表現)の親密度調査」といったテーマを推進し、国内外の学会やジャーナルに発表したり、書籍『フォーミュラと外国語学習・教育:定型表現研究入門』を出版したりするなどの成果をおさめています。
 一般公開の例会では、毎月もしくは隔月のペースで、理論から実践まで幅広いトピックについてのイベントを企画・開催しています。学際的かつ国際的な知的交流の場に、ぜひ気軽にお越しください。
★English Blog of LET-FMT-SIG: https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.com/
★例会情報受信希望フォーム: https://forms.gle/oZvKaUJPGzXP9fqVA
★X(旧Twitter): https://twitter.com/let_fmt_sig
 
基礎理論研究部会 >> 記事詳細

2019/12/04

基礎理論研究部会 2019年度公開招待講演のお知らせ

Tweet ThisSend to Facebook | by webmaster2
基礎理論研究部会 2019年度公開招待講演(第 10 次 基礎理論研究部会 第 19 回研究例会)のお知らせ
(For information in English, please check the link below: (https://let-kansai-fmt-sig.blogspot.jp)

日時:2020年 1月 26日(日)(13:30受付開始)
*会場:龍谷大学 大阪梅田キャンパス
【所 在 地】〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階

*講師:原田 康也 先生(早稲田大学)

*講演題目:「言語理論研究と英語教育担当は両立するのか?」

*概要:言語研究者と英語教育担当者という二つの立場をどのように調整するか苦慮し、困難を感ずる若手研究者も多いように見受けられる。両者をいったん別物と割り切り、言語理論の研究は学部外・学外の共同研究者と進めながら、学部においては英語教育担当者としての教育実践を続ける中で、英語教育の現場である教室にある学習者の発話と作文を言語理論的知見から分析するという考え方に到達した経緯を紹介する。

*時間:14:00-16:40 (開場 13:30)

*プログラム:
14:15- 講演 第1部
法学部英語担当教員による言語理論研究への試行錯誤:早稲田大学語学教育研究所廃止までの経緯

15:10- 休憩

15:20- 講演 第2部
英語担当教員は日本人大学生の学習者言語と言語学習をどのように理解しているのか:自律的相互学習を越えて

16:15- 質疑応答

◇詳しくはLET基礎理論2020年1月招待講演フライヤー.pdfをご覧ください。
◇参加費: LET会員・学生*(無料)・非会員 (500 円)    *要学生証提示
◇講演会:事前参加登録不要(定員70名)
◇懇親会:事前参加登録が必要です
 *席に限りがありますため、どうぞお早めにお申し込みください。
  下記アドレスからお申し込みください。
         https://forms.gle/JcK9mKQkpMdy7X87A(先着20名;事前受付締切 1/12?)

多くの方のご参加をお待ちしております!

19:26