中高授業研究部会

 
活動内容:

中学と高校の英語授業の改善を目指して、理論と実践の両面から研究を進めています。授業改善に役立つ研究論文の輪読と討論、実践報告、ワークショップ、授業や教材研究や自己研修に役立つソフトウエアの紹介、ビデオによる授業研究、講演などを中心に、年8回、第2土曜日の午後に例会を開催しています。支部会員の例会参加費は無料です。中学高校の英語教育に関心をお持ちの会員の方なら、勤務校の校種に関係なく、ホームページからいつでもメンバー登録が可能です。春と夏には、会員外の中学や高校の先生方も参加できるセミナーを開催しています。
 
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2022/09/24

中高授業研究部会 10月例会のお知らせ

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外国語教育メディア学会関西支部中高授業研究部会10月例会 & 京都教育大学英語の教え方研究会:自由と創造第7回例会

日時:10月9日(日)15:00-16:30 Zoomによるオンライン開催


内容:

「生徒の自律(性)を学習のデザインから考える」西本有逸(京都教育大学)


次のことについて述べます。1)theory vs. practiceからpraxisへ 2)PDCAからAARへ 3)DesignとReflectionがPraxisの原動力 4)生徒が学習をデザインする 5)自覚や自律は科学的概念の門をくぐる。(ヴィゴツキー) 6)一緒にやってみましょう。(スピノザ)


「生徒の自律性の育成を目指した授業改善:振り返りシートの記述に焦点を当てて」浦川真緒(滋賀県立長浜北高等学校)


OECD education 2030で示された「ラーニング・コンパス(学びの羅針盤)」では、学習者がコンピテンシーを伸ばすために、見通し・行動・振り返り(AAR)サイクルが触媒となる、と述べられています。また、学習の目的や過程に当事者意識を持たせることや学習について振り返ることは学習者の自律性を高めるということも先行研究で報告されています。勤務校では、生徒に自分の学びをデザインすることができる、自律した学習者になってほしいと考え、授業内での目標設定および記述での振り返りを重点的に行っています。今回の発表では、生徒のアンケートや振り返りシートの記述を分析しながら、目標設定・振り返りを通しての生徒の変化をご報告させていただきます。学習の振り返りに焦点を当てながら、ご参会の皆様とともに生徒の自律性を伸長するために教員ができる手立ては何なのかを考えたいと存じます。ご指導よろしくお願いいたします。


参加費:無料

要予約:下記問合せ先へ前日までにメールによる

問合せ先:西本有逸(yuitsuアットマークkyokyo-u.ac.jp
14:00